フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央さん(34)が12日、都内で記者会見し「木下MAOアカデミー」の設立を発表した。拠点リンクは自身がプロデュースした「MAO RINK」(東京都立川市)で、開校は8月1日。

木下グループの支援を受け、今後選考する5~9歳の約10人を直接指導する。

 本格始動するコーチ業へ「私が選手時代に『こんなアカデミーがあったらいいな』と思っていたメニューを全て取り入れた」と力を込めた。五輪選手の育成にも意欲を示し「次の次の次の五輪(2034年)を目指す」と宣言。「2030年までにコーチ資格を取らないと試合に帯同できない。資格を早く取れるように準備を進めています」とプランを語った。指導者を目指す一方で、今後のプロ活動については、14年ソチ五輪後に去就を聞かれて答えて一世風びした名文句「ハーフ、ハーフです」を使って説明。「まずは木下MAOアカデミーに全力集中」と気合が入っていた。

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