サッカー日本代表としてW杯3大会に出場したMF本田圭佑が13日、39歳の誕生日を迎えた。

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 この日は、創業メンバーの1人として取締役を務める「mgh株式会社」(東京・港区)が次世代スポーツブランド「mgh(エムジーエイチ)」を発表。

本田は都内で会見し「30代最後の年になる」と語り、トークセッションの中で「現役は辞めない。体が動く限りはやり続けたいと思っている」などと話した。

 現役選手からの引退は明言していないものの、現在はプロクラブに所属していない。選手としては、24年10月にブータン1部パロFCと短期契約を結び、2試合に出場。21年9月以来、約3年ぶりのゴールとなる2得点を挙げ、1部リーグでは日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、アゼルバイジャン、リトアニアに続き10か国目での得点を挙げた。

 現在は選手キャリアを一時中断し、自身が考案した育成年代の4人制サッカー「4v4」の普及活動など、実業家、投資家として多忙を極めている。

 「mgh」でのスポーツブランド業界参入にあたり、自身でスポーツ店、シューズ店に何度も足を運び、“市場調査”を行ったという。本田は「年々、スポーツブランドの商品の値段が上がっていて、いちいち高い。これは僕にとって大きな動機になった。mghは『かっこよくて、リーズナブル』を目指す」と意気込みを語った。

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