6月14日の函館1R・3歳未勝利(芝1200メートル=16頭立て)は、藤岡佑介騎手が騎乗したエスペシャリー(牝3歳、栗東・四位洋文厩舎、父スワーヴリチャード)が、好位から直線で抜け出して初勝利。勝ち時計1分7秒9(良)は、武豊騎手とのコンビで昨年のオープニングレースを逃げ切ったナムラローズマリーと同じ好時計だった。
函館開幕週のきれいな内めの馬場を通って先行すると、直線では先手を奪った2着セゾンデフィーユをパス。今年最初の函館のゴールに飛び込んだ。藤岡騎手は「いい仕上がりでここを照準に連れてきた。無事に勝ち切れて良かったです。馬場が絶好で狙い通りの競馬ができた。幸先よくスタートできたので、いつもですけど事故なく、いい競馬をファンに見せられれば」と笑顔を見せた。