日本代表MF遠藤航(リバプール)が開催する小学生を対象にしたサッカーイベント、遠藤航カップ2025が14日、横浜市内で行われ、遠藤に加え、日本代表DF関根大輝(スタッドランス)、DFチェイス・アンリ(シュツットガルト)、FW福田師王(ボルシアMG)が参加した。
試合形式のサッカー大会を終えると、遠藤は「来年はW杯で優勝した後、またこういう機会をつくりたい。
イベント後の取材で、遠藤は「3回目ということで少しずつ人数も増えて素晴らしい会になっていると思う。ゲストにも来てもらい、感謝している。子どもたちとこうやって交流する場をこれからもつくっていきたい。非常に楽しい会でした」と振り返った。
26年6月11日開幕のW杯北中米大会に向けて、代表のキャプテンは「もう1年という考え方もできると思うけど、海外でプレーしている選手だったり国内でプレーしている選手が1年あればサプライズを起こせる。日本人選手全員がまずはW杯のメンバーに入るという(目標がある)。ここにいるメンバーもそうだし、全員がそこを目指してやっていくことが一番大事だと思う。今回の活動は国内組のメンバーもいましたが、新たな競争がある中で日本代表のレベルを上げていければいいのかなと思う。今日の(参加した)子どもたちもW杯をすごく楽しみにしていると思う。応援してくれることを期待して、それに応えられるように頑張りたい」と意気込んだ。
関根は「当落線上というか、本当に生き残りをかけた戦いが始まる大事な1年だと思う。(代表に)呼んでもらってはいるが、何も成し遂げていない。自分としてももっと成長しないとあのメンバーの中には割り込んでいけないというのはすごく感じている。それを来年まだどうなるかは分からないが、自分の置かれた立場で、とにかく結果を出し続けてというところを常に意識している。絶対にW杯のメンバーに入りたいという思いは持ち続けているので、何をしたら入ることができて、またそこで活躍できるかということを常に考えながら生活していくという1年にしたい」と心境を語った。