杉村太蔵、山尾志桜里氏の公認内定取り消しで玉木代表に「フワッとしたネット世論だけを見ちゃダメ」 (2025年6月15日)

お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光と田中裕二が司会を務めるＴＢＳ系「サンデージャポン」（日曜・午前９時５４分）が１５日放送され、今夏の参院選比例代表で国民民主党から出馬予定だった元衆院議員・山尾志桜里氏が同党から公認内定の取り消しを受け、離党を発表した一件を取り上げた。 番組では、１０日の出馬会見で過去の不倫疑惑に対する説明を避け続けた山尾氏の姿勢に批判が高まったことで会見翌日、公認取内定り消しになるまでの経緯などを振り返った。 コメンテーターで出演の元衆院議員でタレントの杉村太蔵は番組の用意した「私なら人生、めちゃくちゃ」とのフリップのもと「山尾さん、気の毒だなと思いますね。８年前のことは誰もが知ってたことですからね」と語り出した。 「案外、選挙って、みんなが出たい出たいって思ってると思ったら大間違いで。政党の方が『頼むから出てくれませんか』ってお願いするケースも結構、多いわけですよ」と続けると「今回なんか（国民民主の）玉木（雄一郎）さんが山尾さんに出て欲しいとお願いしたと。相当な覚悟だったと思いますよ。それで決意を固めて立候補するって言って。本来なら玉木代表が、なぜ、自分は山尾さんが国政に必要なのか、政策能力のどこを買って、当選したら何をしてほしいのかを、しっかり説明すべきなんですよ」と熱く持論を展開。 「玉木さんに伝えたいのは、フワッとしたネット世論だけを見ちゃダメですよ。もっと、ちゃんと支持してくれてる人たちに真正面から説明しないと。山尾さんんがなぜ必要なのかをしっかり訴えた方が良かったというのが僕の考えです」と主張していた。 一方、元衆院議員の佐藤ゆかりさんは「山尾さんの８年前のスキャンダルが相当、当時も騒がれましたので、やはり８年前の時点で山尾さんの政治生命は終わっていたと考えてもおかしくないんですね」とコメント。 「そういう状況の人を一旦、公認したと。国民民主党も世論からしたら感覚がずれているかなと。やはり世論は、特に女性層は８年たってもこういうスキャンダルには敏感ですから。中々、女性層は忘れないですね。だから、少し甘かったかなと思いますね」と続けた。