6月15日の東京11R・パラダイスS(芝1400メートル、14頭立て)は、単勝207・2倍で最低人気だったカリボール(牡9歳、栗東・西村真幸厩舎、父ジャスタウェイ)が押し切り勝ち。3連単が239万1870円の大波乱を演出した。

 五分のスタートから行きっぷり良く先団へ。道中は芝が荒れた内めを避け、手応え良く追走。残り400メートルで早々と先頭に立つと、最後まで脚いろは衰えず、後続に2馬身半差をつけた。菊沢一樹騎手は「前回からスタートが出るようになっていると聞いていました。前回もかぶされるとやめる感じがあったと聞いていたので、そうならないように乗りました。少し元気が良くて道中はかかり気味でしたが、気分良く行けました。こういう湿った馬場も上手でしたし、いいタイミングで乗せてもらえました」と笑顔を浮かべた。

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