【宝塚記念】ジャスティンパレスは最速末脚で３着　ディー騎手はブリンカー効果実感「勝てなくて残念」 (2025年6月15日)

◆第６６回宝塚記念・Ｇ１（６月１５日、阪神・芝２２００メートル、稍重） 春のグランプリは１７頭立てで争われ、７番人気で武豊騎手騎乗のメイショウタバル（牡４歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ）が最後は３馬身差をつけて逃げ切って、Ｇ１初制覇を飾り、２０１３、１４年に連覇した父ゴールドシップとの親子制覇を果たした。武豊騎手は２００６年ディープインパクト以来となる５勝目で、自身が持つ歴代最多勝利記録を更新した。勝ち時計は、２分１１秒１。 ２着は１番人気のベラジオオペラ（横山和生騎手）、３着は１０番人気のジャスティンパレス（マイケル・ディー騎手）だった。 マイケル・ディー騎手（ジャスティンパレス＝３着）「厩舎でゲート（練習）をしっかりやっていただいて、おとなしかったですし、しっかり出られました。ブリンカーを着けた効果もあって、ハミをしっかり取ってくれました。向こう正面でクリストフの馬（アーバンシック）を目標にしました。外に出していい脚を使ってくれた馬と、厩舎に感謝したいです。勝てなかったのが残念です」 幸英明騎手（ショウナンラプンタ＝４着）「最後までよく伸びているんだけど、前が残る展開になってしまいました。悔しいです。力はあります」 ダミアン・レーン騎手（チャックネイト＝５着）「パドックで落鉄したり、気持ちが高ぶっていたけど、レースではしっかり走ってくれた。ロスなく回って、直線も伸びてくれました。気持ちが高ぶった割には走ってくれた。今日みたいな馬場なら適性をみせてくれると思います」 松山弘平騎手（ソールオリエンス＝６着）「スタートは出てくれましたが、そのあと行き脚がつかず、後方からに。無理をすると持ち味が…と思ったので、ああいう競馬になりました。逃げ馬が勝つ展開でも頑張ってくれました。ソールオリエンス自身、まだまだやれる馬だと思います」