４１歳の岩川美花、１７歳サモラノに敗れ王座返り咲きならず　ＷＢＣ世界女子アトム級暫定王座決定戦０―３判定負け
岩川美花 画像（1枚）

◆プロボクシング　▽ＷＢＣ世界女子アトム級（４６・２キロ以下）暫定王座決定戦１０回戦　同級８位・カミラ・サモラノ―同級４位・岩川美花（１４日・メキシコ）

　元ＩＢＦ、ＷＢＯ世界女子アトム級王者の岩川美花（４１）＝姫路木下＝が、メキシコで行われたＷＢＣ世界女子アトム級暫定王座決定戦で１７歳のカミラ・サモラノ＝メキシコ＝に０―３の判定で敗れた。

　昨年１月に山中菫（真正）に判定負けし、ＩＢＦ女子世界アトム級のベルトを奪われた。

その後、ヘルニアの手術を行い、完全復帰。１年７か月ぶりの世界戦で、「もう一回タイトルを取りたい、防衛もしたい」と意気込んでいたが、悔しい結果となった。会場は約７０００人の観客が入り、試合中は相手コール一色だった。それでも、完全アウェーのなか奮闘した岩川をたたえ、試合後は１００人ほどが写真やサインを求めたという。

　サモラノの通算戦績は１２戦１２勝（１ＫＯ）。岩川は２２戦１３勝（４ＫＯ）８敗１分。

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