新日本プロレス「DOMINION 6・15 in OSAKA―JO HALL」(15日、大阪城ホール)観衆6525
新日本プロレスは15日、大阪城ホールで「DOMINION 6・15 in OSAKA―JO HALL」を開催した。
セミファイナルでIWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太がゲイブ・キッドと5度目の防衛戦を行った。
2・11エディオンアリーナ大会での同王座戦で両者KOだった両雄。4か月後の再戦は、23分25秒 レッグトラップ・パイルドライバーでゲイブが辻を沈めベルトを奪取した。
試合後のリングでゲイブは、日本語で「新日本プロレスの90年代は、ハシモト(橋本真也)とムトー(武藤敬司)。2000年代はタナハシ(棚橋弘至)とシンスケ(中邑真輔)。10年代はオカダ(・カズチカ)、ケニー(・オメガ)。いま、いま、いま! 20年代は、辻陽太、ゲイブ・キッド!辻、辻!また会おうぜ~!」と絶叫した。
さらに「誰が最初、挑戦? 誰が、誰が、誰が? オイ! ヒロシ・タナハシ!」と来年1・4東京ドームで引退する棚橋弘至を指名すると、棚橋がリングイン。両者はにらみ合いを展開し「ファイナルロードか? ファイナルロードか? いくぞ、シャチョー! 以上だ!」と宣告した。
バックステージでゲイブは「これは母に、そして故郷の友人に捧げる。クレイグ、デイブ、ショーン、ベイ、彼女に……俺を信じてくれた皆に捧げる」と万感を込め「俺はプロレスラーかもしれない。俺は最高のプロレスラーかもしれない。実際、俺は最高のプロレスラーだ。
◆6・15大阪城全成績
▼第0試合 20分1本勝負
○村島克哉、嘉藤匠馬(8分15秒、逆エビ固め)永井大貴、安田優虎●
▼第1試合 スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負
ドン・ファレ、高橋裕二郎、成田蓮、○SANADA(6分44秒、体固め)石森太二、チェーズ・オーエンズ、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー●
▼第2試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
大岩陵平、○ザック・セイバーJr.(11分23秒、ヨーロピアンクラッチ)エル・ファンタズモ、海野翔太●
▼第3試合 棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)30分1本勝負
○棚橋弘至(9分30秒、エビ固め)上村優也●
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
挑戦者組・○DOUKI、SHO(10分52秒、変型足4の字固め)王者組・マスター・ワト●、YOH
▼IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負
挑戦者組・○タイチ、石井智宏(12分46秒、ブラックメフィスト→エビ固め)王者組カラム・ニューマン●、グレート―O―カーン
▼NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負
○挑戦者・ボルチン・オレッグ(13分12秒、カミカゼ→片エビ固め)王者・KONOSUKE TAKESHITA●
▼第7試合 ドッグカラーチェーンデスマッチ 時間無制限1本勝負
○“キング・オブ・ダークネス”EVIL(23分5秒、TKO)デビッド・フィンレー●
▼IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○挑戦者・ゲイブ・キッド(23分25秒、レッグトラップ・パイルドライバー→体固め)王者・辻陽太●
▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○王者・後藤洋央紀(28分25秒、後藤革命→片エビ固め)挑戦者・鷹木信悟●