◆新日本プロレス「DOMINION 6・15 in OSAKA―JO HALL」(15日、大阪城ホール)観衆6525

 新日本プロレスは15日、大阪城ホールで「DOMINION 6・15 in OSAKA―JO HALL」を開催した。

 第7試合のドッグカラーチェーンデスマッチで「H.O.T」のEVILと「WAR DOGS」デビッド・フィンレーが激突した。

 首に犬用の首輪を付け、互いをチェーンでつないだ状態で戦うデスマッチは、チェーンを使っての攻撃はOKで場外カウントはなし。勝敗はピンフォール、KO、TKO、ギブアップのいずれかで決着となる。

 「BULLET CLUB」の冠をかけたデスマッチは、場外乱闘でEVILがチェーンを使ってフィンレーの首を絞め、口にチェーンを巻いて絞り上げれば、フィンレーもチェーンを引っ張ってEVILの急所を攻撃。さらに金具に叩きつけ、チェーンを振り回して背中を殴るなど壮絶な攻防となった。

 最後はEVILがScorpion Deathlockで捕獲しそのまま絞り上げレフェリーストップで勝利した。大ダメージを負ったフィンレーは担架に乗ってリングを去った。

 EVILは「これがよ新生HOUSE of TORTUREだ。この野郎、エーッ!俺らに盾突くヤツは片っ端から叩き潰してやるからな。わかったか? よく覚えとけ」と勝ち誇った。

 

 ◆6・15大阪城全成績

 ▼第0試合 20分1本勝負

○村島克哉、嘉藤匠馬(8分15秒、逆エビ固め)永井大貴、安田優虎●

 ▼第1試合 スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負

ドン・ファレ、高橋裕二郎、成田蓮、○SANADA(6分44秒、体固め)石森太二、チェーズ・オーエンズ、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー●

 ▼第2試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負

大岩陵平、○ザック・セイバーJr.(11分23秒、ヨーロピアンクラッチ)エル・ファンタズモ、海野翔太●

 ▼第3試合 棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)30分1本勝負

○棚橋弘至(9分30秒、エビ固め)上村優也●

 ▼IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負

挑戦者組・○DOUKI、SHO(10分52秒、変型足4の字固め)王者組・マスター・ワト●、YOH

 ▼IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負

挑戦者組・○タイチ、石井智宏(12分46秒、ブラックメフィスト→エビ固め)王者組カラム・ニューマン●、グレート―O―カーン

 ▼NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負

○挑戦者・ボルチン・オレッグ(13分12秒、カミカゼ→片エビ固め)王者・KONOSUKE TAKESHITA●

 ▼第7試合 ドッグカラーチェーンデスマッチ 時間無制限1本勝負

○“キング・オブ・ダークネス”EVIL(23分5秒、TKO)デビッド・フィンレー●

 ▼IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負

○挑戦者・ゲイブ・キッド(23分25秒、レッグトラップ・パイルドライバー→体固め)王者・辻陽太●

 ▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負

○王者・後藤洋央紀(28分25秒、後藤革命→片エビ固め)挑戦者・鷹木信悟●

編集部おすすめ