陸上女子やり投げで昨夏のパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)は17日、米山稔賞の授賞が発表された。この日都内で開かれた表彰式は海外での試合出場のために欠席し、日本陸上競技連盟の尾県貢会長が代理授賞した。
北口はビデオレターを寄せて「高校生時代にご支援いただいたときには、その前にバドミントンをしていたこともあり、とてもうれしかったのを覚えています。ご支援があったからこそ、まだ成績を残せていないときから自然と世界に目を向けていたと思います。とても感謝しています。これからも世界のトップで子供たちに憧れられるようなアスリートを目指して頑張ります。引き続きご声援よろしくお願いします」とコメントした。
テニス・バドミントンのラケットなどスポーツ用品を製造・販売するヨネックスの創業者の故米山稔氏が、ジュニアスポーツ振興に関する事業の推進を図って贈られてきた。北口は小学生時代からバドミントンに取り組み、小学6年時に全国大会に出場してきた。この日、北口とともにフェンシングのパリ五輪で日本代表監督を務めた青木雄介氏、バドミントンの女子シングルスで全日本総合選手権覇者の宮崎友花(ACT SAIKYO)らも授賞した。