◆プロボクシング・トリプル世界戦 ▽WBA&WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦 統一王者・寺地拳四朗―WBA3位・WBC4位リカルド・サンドバル ▽WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者アントニオ・バルガス―同級3位・比嘉大吾 ▽WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 王者エリック・ロサ―同級1位・高見亨介(7月30日、横浜BUNTAI)
プロボクシングの帝拳プロモーションは17日、「U―NEXT BOXING3 トリプル世界タイトルマッチ」(7月30日、横浜BUNTAI)の前売りチケットが6月20日(金)18時から販売開始となることを発表した。
券種と料金(税込み)は以下の通り。
◎リングサイド席=5万5000円
◎指定A席=5万5000円
◎指定B席=3万3000円
◎指定C席=2万2000円
◎指定D席=1万1000円
※申込はローソンチケットのサイトからのみとなっており、店頭Loppiでの取り扱いはない。
WBA&WBC世界フライ級統一王者・寺地拳四朗(33)=BMB=は、WBA3位・WBC4位リカルド・ラファエル・サンドバル(26)=米国=との防衛戦に臨む。
寺地は3月13日、日本史上3例目の日本人世界王者同士による王座統一戦でユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に12回TKO勝ち。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に続き日本人史上2人目となる複数階級での王座統一を果たした。戦績は、寺地が25勝(16KO)1敗、サンドバルが26勝(18KO)2敗。
WBA世界バンタム級タイトルマッチでは、同級3位・比嘉大吾(29)=志成=が王者アントニオ・バルガス(28)=米国=に挑戦する。
元WBC世界フライ級王者の比嘉は、昨年9月のWBO世界バンタム級タイトルマッチ・武居由樹戦(判定負け)、今年2月のWBA同級タイトルマッチ・堤聖也戦(引き分け)に続き、3戦連続での世界挑戦となる。WBA同級王座は、左目の手術を行った堤聖也(角海老宝石)が医学的な理由などで防衛戦を行えない場合に認定される「休養王者」となり、暫定王者だったバルガスが正規王者に昇格した。戦績は、バルガスが19勝(11KO)1敗、比嘉が21勝(19KO)3敗2分け。
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチでは、同級1位・高見亨介(23)=帝拳=が王者エリク・ロサ(25)=ドミニカ共和国=に挑戦する。名門・帝拳ジムの「秘密兵器」高見は、世界初挑戦。デビューから9戦全勝7KOで、「倒して勝つ」と王座奪取を宣言。