大相撲名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)へ向け、元大関の幕下・朝乃山(高砂)が墨田区の部屋で稽古。相撲は取らず、基礎運動を行った。

相撲を取る稽古はすでに再開しており、「今月合宿は2回ある。ケガしないことを意識している」と明かした。

 西幕下14枚目だった夏場所は6勝1敗で十両復帰はならなかった。名古屋場所は幕下上位で勝ち越せば十両復帰がぐっと近づくが「先のことは考えず自分の相撲を取りたい」。昨年の同場所では左膝を痛めて今年の初場所まで休場。幕内から三段目まで番付を落とした。「苦しい思い出があるが、それを晴らすような相撲を取りたい」と意気込んだ。

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