日本ラグビー協会、ラグビー・リーグワン、国際協力機構(JICA)は17日、都内で会見を行い、三者での連携協定に調印した。日本協会は2013年から「JICA・JRFUスクラムプロジェクト」を締結しており、アジアを中心とした開発途上国でのラグビー普及、人材育成などに取り組んできた。
日本協会とのプロジェクトではこれまで、10か国に93人がラグビー隊員として派遣。JICA海外協力隊とリーグワンの浦安、東京SGや三重などがコラボした例もあり「選手、OB、ファン、パートナーが一体となって呼びかけることで、活動の輪が広がる」。JICAの小林広幸理事はラグビー界の果たす役割として「包摂生、多様性は特にラグビーが際立っている。日本ラグビーが育んだノーサイドの精神、チームワークやフェアプレーの精神」を伝えていく活動に期待した。