柔道男子81キロ級で世界選手権(ブダペスト)代表の永瀬貴規(旭化成)が18日、羽田空港に帰国した。五輪2連覇中の王者はまさかの初戦敗退に終わり、「日本代表として世界一を求められる立場。
コンディション調整などに問題は無かったと言うが、「慎重になりすぎた部分があったかなと思います」と指導3の反則負けで、2015年以来2度目の優勝ならず。「自分の良さである足技など、生かせなかった」と振り返った。
2連覇した昨年のパリ五輪後から休む間もなく大会に出続けており、今後へのプランについては「試合の振り返りもそうですし、自分自身と向き合う期間も設けていく。少し休んで、考える時間にあてたい」とリフレッシュ期間を作るつもり。「初戦敗退しているので情けない、申し訳ない気持ちは当然感じています。でも、しっかりこの結果を受け止めることが大事だと思う。しっかり向き合っていくことが必要だと思う。前を向いてやっていけたらと思っています」とじっくり自身を見つめ直す。