大相撲名古屋場所(7月13日初日)の開催を知らせる「御免札」が18日、新会場となる名古屋市北区のIGアリーナに設置された。

 7月に開業するIGアリーナは最新鋭の設備を有し、国内最大級の規模を誇る。

1965年から昨年までドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催された名古屋場所が、こけら落としのイベントとして実施。同場所の出羽海担当部長(元幕内・小城ノ花)は「新しい体育館での開催ということと、横綱も東西そろいましたので、非常に楽しみにしております。2人に場所を引っ張っていってもらいたいですね」と期待を込めた。

 大の里(二所ノ関)が新横綱として臨む今場所は、発売直後に15日間のチケットが完売したことも明かした。升席が昨年の名古屋場所までと比べて縦横とも約18センチ長くなるなど、観戦しやすい工夫も凝らされており、出羽海担当部長は「ゆったりと楽しんでいただけたら」と語った。

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