【府中牝馬Ｓ】短期免許最終週のディー騎手「能力が高いのは分かっています」ミアネーロで有終の美飾る
ミアネーロとタイトルを狙うディー 画像（1枚）

◆第７３回府中牝馬Ｓ・Ｇ３（６月２２日、東京競馬場・芝１８００メートル）

　今週が短期免許でのラストウィークとなるマイケル・ディー騎手（２９）＝ニュージーランド＝が、有終の美を飾るべく意気込んだ。ここまで初来日の約２か月間で４勝にとどまっているが、ＮＨＫマイルＣでは１２番人気のチェルビアットで、先週の宝塚記念では１０番人気のジャスティンパレスをともに３着に激走させるなど確かな爪痕は残してきた。

「数字的に２、３着には来ていますが、もう少し何とかすれば勝てたのではと思う部分で悔しさはある。シンプルに一つでも多く勝ちたい」と力強く言い切った。

　府中牝馬Ｓでコンビを組むミアネーロは、美浦・Ｗコースでの最終追い切りで手応えをつかんだ。ヴィクトリアマイルを右前肢ハ行のため出走取り消しとなっており、「フレッシュな感覚を得られてよかった。能力が高いのは分かっています」と自身のＪＲＡ重賞初Ｖへ闘志を燃やした。

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