◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第1日(19日、テキサス州・フィールズ・ランチ・イースト=6604ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、竹田麗央(ヤマエグループHD)が4バーディー、2ボギーの2アンダー70で回り、日本勢トップの3位発進を決めた。4アンダーで首位に立ったジーノ・ティティクル(タイ)とは2打差。

1977年の樋口久子以来となる日本勢48年ぶりの大会制覇へ好スタートを切った。

 ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「風は前半が特に吹いていたが、うまくパーセーブパットが決まったり、しっかりマネジメントをしながら攻められたので、今日は良かったと思う。何球かミスショットはあったが、全体的にはすごくいいリズムで振れていた」と振り返った。

 2番で3パットのボギーをたたいたが、直後の3番パー5で取り返した。313ヤードと短いパー4の7番ではグリーン近くからの第2打を3メートル弱に運びバーディー。9番パー5では第2打を大きく左に曲げてピンチに陥ったが、救済を受けた後、隣ホールの18番グリーン奥からの第3打を4メートルに乗せてバーディーを奪った。

 最終18番は8メートル近いパットをねじ込み、バーディーで締めた。グリーン上については「1個3パットをしてしまったけど、パーセーブパットも何個か決まったので、ボチボチかなと思う」と評価。3週前のメジャー第2戦、全米女子オープンでは首位発進の末に、2打差2位に終わった。「明日も自分のプレーに集中して、最後まで頑張ります」と意気込みを語った。

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