宝塚雪組トップ娘役・夢白あや、来年２月「ボー・ブランメル」大千秋楽で退団　あす２４日会見　在任は５作
夢白あや（宝塚おとめより複写） 画像（1枚）

　宝塚歌劇団は２３日、雪組トップ娘役の夢白あやが、来年２月２２日の東京宝塚劇場公演「ボー・ブランメル～美しすぎた男～」「Ｐｒａｙｅｒ～祈り～」の千秋楽をもって退団すると発表した。あす２４日に記者会見を行う。

　夢白は２０１７年入団の第１０３期生。たぐいまれな美貌（びぼう）、スタイルと、追随を許さない芝居力で早くから将来を嘱望され、宙組に配属後１作目の「神々の土地」新人公演で、早くもヒロイン級（当時はトップ娘役不在）の大公妃イリナ（本役・伶美うらら）に抜てきされた。

　１８年の「異人たちのルネサンス」のカテリーナ（本役・星風まどか）では新人公演初ヒロイン。１９年の「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」では宝塚バウホール公演初ヒロイン（キスミン役）を任された。

　２０年９月１６日付で雪組に組替え。２２年１２月２６日付で同組トップ娘役に就任した。トップスター・彩風咲奈の２人目の相手役として、２３年の「ＢＯＮＮＩＥ　＆　ＣＬＹＤＥ」（愛知・御園座公演）で新トップコンビお披露目。２３年の「Ｌｉｌａｃ（ライラック）の夢路」「ジュエル・ド・パリ！！」で宝塚大劇場、東京宝塚劇場お披露目となった。

　彩風の退団により、朝美絢を相手役に迎え、２４年の「愛の不時着」（東京建物　Ｂｒｉｌｌｉａ　ＨＡＬＬ、梅田芸術劇場）で新トップコンビお披露目。今年３～６月の「ＲＯＢＩＮ　ＴＨＥ　ＨＥＲＯ」「オーヴァチュア！」にて宝塚大劇場、東京宝塚劇場でもお披露目された。

　トップ娘役として、宝塚大劇場、東京宝塚劇場の出演は計５作となる。

編集部おすすめ