ハロー!プロジェクト所属の10人組グループ「Juice=Juice」が23日、東京・日本武道館で春ツアー(8会場16公演)の千秋楽を迎えた。公演中にはハロプロ研修生の林仁愛(にいな)の加入が発表され、お披露目の場が設けられた。

 メガネ姿の少女がステージに登場すると、ファン7500人がどよめいた。グループ最年少となる14歳の林は、自己紹介を終え「めっちゃ緊張しました。ここに立った時、やっとJuice=Juiceになったんだなという実感が湧いてきた」と汗をぬぐった。つんく♂ファミリーだったがハロプロ所属歴のない時東ぁみ(37)と違って、林は正真正銘の「ハロプロ初メガネキャラ」。視力はもともと低かったそうで「(メガネを)一つの個性として受け入れてもらうことで、わかりやすく覚えていただくことができる」と話した。

 「カラオケでもハロプロ以外はあまり歌うことがない」という生粋のハロプロファン。歌唱力に定評がある一方、格闘ゲームやRPGが好きで「弟とケンカしちゃう」ほど熱くなる一面もあるという。グループでの本格始動は9月。「歌もダンスももっとレベルアップさせて、グループになじめるように頑張りたい」と意気込んだ。

 公演ではシュガー・ベイブ「DOWN TOWN」のカバーなど全25曲が披露された。

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