女優・広瀬すずが、2016、18年に主演した映画版の続編となる日本テレビ系ドラマ「ちはやふる―めぐり―」(7月9日スタート、水曜・後10時)に出演することが24日、発表された。俳優・野村周平、矢本悠馬らも出演する。

 末次由紀氏による人気漫画が原作。広瀬は、映画3部作「ちはやふる―上の句・下の句・結び―」(16、18年)に主演し、瑞沢高校競技かるた部で全国優勝を飾った主人公・綾瀬千早を好演した。

 映画版の10年後を描く本作では、主演の當真あみが廃部寸前の梅園高校競技かるた部の幽霊部員・藍沢めぐる役を演じる。ドラマ放送が決定し、映画版から上白石萌音の続投が発表されると、同シリーズのファンからは広瀬らの出演にも期待の声が上がっていた。

 広瀬は、瑞沢高校競技かるた部顧問となったが、現在はとある理由で瑞沢を留守にしている千早役を演じる。「10年後、またこうして千早を演じるとはさすがに思ってなかったです」と驚きをあらわにした。

 本作には野村、矢本、佐野勇斗、森永悠希、優希美青の瑞沢高校かるた部OB・OGキャストも再集結する。広瀬は「共に青春を過ごした仲間たちに会えた事が何よりうれしくて、現役キャストより、我々OBの方が圧倒的にはしゃいでいました。一瞬で当時のあの空間に戻れたあの感動は、言葉に表せないほど幸福感に満ちた時間でした」と再会を歓喜。當真ら若手キャストのみずみずしさに胸打たれたことを明かし「新生ちはやふる、一視聴者としても、楽しみにしています」と放送を心待ちにした。

 野村は、現在は研修医の真島太一を演じ「『ちはやふる』がこのような新しい形になって帰ってきてくれて本当にうれしく思います」とコメント。かるた会の会長で、お好み焼き店を営む西田優征役の矢本は、「大人になってから“青春”をもう一度走らせてもらえたのは役者冥利に尽きる」と喜びをかみしめた。

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