TBSは24日、無期限活動休止中のTOKIO・国分太一(50)が同局系バラエティー番組「世界くらべてみたら」(水曜・後7時)を降板することを発表した。

 この日、「6月20日(金)、国分太一さんがコンプライアンス違反を理由に無期限で全ての活動を休止することを発表しました。

これを受け、当社として状況を総合的に判断した結果、MCとして出演中の『世界くらべてみたら』からの降板を決めました。すでに収録済みのものは、出演部分をカットして放送します」と発表した。既に番組HPからも国分の写真が削除されている。

 「世界くらべてみたら」は25日放送分も国分の出演シーンをカットして放送されることが既に決まっていた。国分がレギュラー出演する5本のテレビ番組は、軒並み降板や放送分差し替えなどの対応をしており、今回の「世界―」で“全滅”となった。

 「世界―」は、海外の食文化や風習などを紹介し、日本と比べる番組。国分と上白石萌音(27)が進行役で、タレントや外国人ゲストらとのトークを繰り広げる。22日には、番組公式ホームページ(HP)から次回予告動画が削除。24日、動画は復活し、世界のどんぶり料理を紹介する企画などがアップされたが、国分の姿は編集して削除された。

 国分は、20日に所属事務所がコンプライアンス違反での無期限活動休止を発表。違反内容は詳しく説明されていないものの、日本テレビは「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜・後7時)の降板を発表した。レギュラー番組を持つ他局も、収録ストックを使うことなく、放送休止や差し替えなどが続いている。

フマキラー、丸亀製麺など国分をCMで起用する企業もHPから画像を削除している。

 22日放送の「―DASH!!」では公益社団法人ACジャパンのCMが流れるなど、番組のスポンサー離れも始まっている。

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