実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が25日、東京・江東区の有明アリーナで行われている「フジ・メディア・ホールディングス(HD)」株主総会に出席した。

 午前9時55分に関係者と共にラフな格好で姿を現し、午後0時31分に会場を後にした。

途中退席となった理由には「最後、質問に答えてくれたので」と説明した。

 堀江氏はフジメディアHDに対し「(フジテレビを)認定持ち株会社であり続けるのかどうか」と質問したといい、「色んな選択肢を検討するみたいなことは言ってましたね。これから日本のいち放送局グループでやるのか、不動産事業をどうするのか、あとはIPとかメディアとかそういった事業でNetflixとかそういったものを追撃していく会社にするのかしないのか。するにあたっては認定持ち株会社であることは経営の足かせになるので、そのへんは考えると言ってた」と説明した。

 総会の状況については「割と変な株主いなくて、ドクター中松さんが最初に質問していましたけど、僕の話を株主の人がしてくれて」と目立った混乱は見られなかった様子。「(株主からの質問で)堀江さんと連携することはあるのか?協力することはあるのか?みたいなのには清水さんが否定しませんみたいなこと言ってましたね」と話した。今後の協業可能性には「僕もこないだ編成の方々と会って、一緒に番組できたらいいですよねという話はしていた」と明かした。

 この日で取締役相談役を退任する予定の日枝久氏は姿を見せなかったといい、堀江氏は「普通来るんだけどね。今日退任するから。出にくいのかもしれないですね」と首をかしげた。

 堀江氏は5月31日、自身のYouTubeで株主総会に出席することを明らかにしていた。

編集部おすすめ