フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主総会が25日、東京・江東区の有明アリーナで行われ、午後2時間半ごろ終了した。総会は午前10時から始まり、約4時間半に及んだ。
金光修社長は冒頭、参加した株主らに向けて「子会社のフジテレビ(問題)でみなさまにご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりおわびします」と謝罪し、頭を下げた。
総会では、フジHDが掲げる取締役候補11人全員が可決された。一方で、大株主で米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが提案する候補12人の案は否決された。
過去の大企業の株主総会では、1984年にソニーが12時間超、2017年の東芝が3時間超など長丁場となった例もある。