函館マラソンが29日、北海道・函館市の千代台公園陸上競技場発着で行われ、男子ハーフマラソン(21・0975キロ)は、創価大のスティーブン・ムチーニ(3年)が初のハーフマラソンで1時間1分8秒の大会新記録で優勝した。昨年大会で創価大の先輩の吉田響(22)=現サンベルクス=がマークした1時間1分45秒の大会記録を更新した。
9月の東京世界陸上男子マラソン日本代表の吉田祐也(27)=GMOインターネットグループ=が日本人トップの2位。1時間1分23秒で従来の大会記録を超え、1時間2分12秒の自己ベスト記録を49秒も更新。9月15日の大一番に向けて、順調に練習を積んでいる。
駒大の主将の山川拓馬(4年)も従来の大会記録を超える自己ベスト記録の1時間1分25秒で3位と好走した。
東京世界陸上男子マラソン代表の小山直城(29)=ホンダ=は1時間6分16秒、プロランナーの川内優輝(38)=あいおいニッセイ同和損保=1時間6分28秒でゴールした。
女子ハーフマラソンは、22、23年世界陸上マラソン日本代表の松田瑞生(30)=ダイハツ=が1時間9分48秒で優勝。東京世界陸上マラソン代表の小林香菜(24)=大塚製薬=は1時間11分37秒で5位だった。