毎夏恒例の日本テレビ系「24時間テレビ48―愛は地球を救う―」(8月30、31日)制作発表会見が1日、都内で行われた。新設された「チャリティーパートナー」としてKing&Prince、歌手・氷川きよしが出演することを新たに発表された。

氷川の出演は23年ぶりとなる。

 会見冒頭には、同局コンテンツ制作局長・横田崇氏が登壇。23年に発覚した系列局元幹部による同番組チャリティーの寄付金着服問題を改めて謝罪し「襟を正し、誠心誠意取り組んで参りたい」と決意表明した。

 その後、“総合司会トリオ”としておなじみの上田晋也、羽鳥慎一アナ、同局の水卜麻美アナの呼びかけで、チャリティーパートナーの浜辺美波、志尊淳、やす子、長嶋一茂、キンプリ・永瀬廉と髙橋海人、氷川が登壇。計10人の“番組の顔”がそろい踏みとなった。

 氷川は、2002年以来、23年ぶりの同番組出演となり「子供の頃からずっと観ていて、本当に勇気をもらっていた」と歓喜。「元気や勇気や生きる力をお届けできるように一生懸命に頑張ります」と意気込んだ。

 番組テーマは「あなたのことを教えて」。氷川は、放送に先立ってロケも行い「10組近い方から夢や頑張っていることをお聞きして涙が出ちゃって。いろんなことを抱えながらも乗り越えて生きていらっしゃるんだなと思って、感動しました」と告白。チャリティーパートナーとして「弱い部分も悩んでいる部分も見せられる人でありたい。そういう自分を通して、何かを感じてもらえるような、そんな番組にしていけたら」と意気込んだ。

 同番組では、浜辺は能登半島地震の復興企画に取り組み、志尊は若くしてがんと闘う男性を取材。髙橋は様々な個性を持つ人たちとのダンスショー、永瀬はバリアフリーな花火の打ち上げに挑戦する。氷川、やす子、長嶋の企画は後日発表となる。

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