侍ジャパンの井端弘和監督が2日、平塚市内で大学日本代表合宿を視察し、2年生でただ一人、選出された国学院大の緒方漣内野手=横浜=を「井端2世」として認めた。
井端監督の川崎市立川中島小、中の後輩にあたる緒方は、横浜時代に“スーパールーキー”と騒がれ、1年夏の甲子園では逆転サヨナラ本塁打を放った。
横浜の1年生の時から緒方に注目してきた井端監督は「彼は特別な思いで見ています。もう1人、亜細亜の捕手の子(前嶋)は、ご近所なので、この2人だけは特別、ちょっと応援しようかなと思っています。(緒方は)順調に成長してきていると感じます。高校の時より一回り大きくなって、顔つきも良くなっています。いい経験をして、これからの大学球界を引っ張って欲しいと思います。高校1年の時に打ったので、よくああいう選手は(井端)2世と言われがちですけど、小、中が一緒なら本当に2世でいいかなと思っています」と太鼓判を押した。