◆JERA セ・リーグ 阪神1―0巨人(2日・甲子園)

 巨人が阪神に敗れ2連敗となった。先発・井上温大投手は7回を6安打無失点と好投したが、援護がなく8回の打席で代打を送られ降板。

打線は阪神の先発左腕・大竹耕太郎投手に8回まで無得点に抑えられ、8回に一度は本塁アウトとなった判定が覆り阪神が勝ち越し。このプレーに対して審判に説明を求めた巨人・阿部慎之助監督が退場になる波乱の展開となった。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―8回の阪神リクエストで本塁アウトがセーフに判定が変わったことに抗議したとして退場になった場面

「見た限りはアウトに見えたので。森下くんが諦めてた感じだったので」

―投手交代を告げにいった時に球審と言葉を交わした

「そうですね。抗議したらいけなかったんですけど、思わずしちゃいけないことをしてしまって申し訳ないですし。退場処分になって最後までチームの指揮を取れなかったのは監督として良くはないことなので、選手たちにも申し訳ないなと思います」

―井上も7回無失点と力投

「そうですね。あと一本、ずっと言ってるんですけど、そこはみんな必死に打とうと思ってやってる結果なので。とにかく明日、負けられないので。切り替えてやるしかないです」

―抗議の中で審判とはどんな言葉のやりとりが

「根拠というのを教えてもらえないですかと言って。これは抗議できませんって言われたので。それは分かっているんですと。これで抗議したら退場になりますよねと(監督から審判に)確認もして。

僕自身、必死にやってる選手がいて、ちょっと自分を失ってちょっと熱くなって言ってしまったので。アンパイアにも選手にも申し訳ないなと思います」

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