◆イースタン・リーグ 楽天4―7巨人(5日・楽天モバイル)

 不振により4日に出場選手登録を抹消された巨人の大城卓三捕手が適時二塁打を放ち、再スタートを切った。

 「5番・一塁」で先発出場。

3回に三塚、リチャードの適時打で3得点。なおも2死二塁の好機で坂井が低めに投じた144キロ直球をすくうように拾い上げると、打球は右中間を真っ二つに割った。この日は3打数1安打1打点。「今日から仕切り直し」と気持ちを込めた。

 持ち味の長打力を生かすため、ファームでは一塁守備に重点的に取り組む。「あんまり慣れていないポジションですけど、しっかり慣れながら、こなせるようにやっていきたい」と大城。実戦では初回、2回に併殺打を完成させ、6回の守備から交代するまで無難にこなした。

 今季1軍では64打数9安打、打率1割4分1厘と本来の力を発揮できていなかった。「結果を残していかないといけない」と背番号24は意気込んだ。

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