女優・菜葉菜が主演を務める映画「金子文子 何が私をこうさせたか」(浜野佐知監督)が、来年2月に全国公開されることが11日までに発表された。
日本の国家権力に全力で抗い、23歳でその生涯を閉じた金子文子(菜葉菜)が、死刑判決から獄中での自死に至るまでの121日間を描く。
主演の菜葉菜は、「彼女を演じることは決して容易ではなかったが、誰よりも強い覚悟と思いを持った浜野監督、そして心強いスタッフやキャスト、関わる全ての方々のお陰で最後まで走り抜けることが出来た」とコメント。演じた文子の没後100年の節目に公開されることから、「今の時代だからこそ、この映画を通して多くの方に金子文子という人を知ってもらい、感じていただけたら本望です」と呼びかけた。