★新潟2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=マイネルフィスキオ
昨年9月にデビューしたゴールドシップ産駒は13戦未勝利だが、減量騎手の鞍上に替わってから2着2回、3着1回など常に上位争いを演じるようになった。
その鞍上は2年目の石神深道騎手。
これまで3回使われている新潟は特に相性がいい舞台。2、3着が各1回で前走は6着でも0秒3差の負け。「末脚性能が上位」の評価通り、長い直線で持ち味を生かす。
★札幌6R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ブランディストック
約2か月ぶりの実戦となるマインドユアビスケッツ産駒。これまで最も勝ち馬に迫ったのは、0秒7差の5着に敗れた2走前の東京ダート1600メートル戦だった。
その2走前が能力指数では、今回のメンバーで人気を集めそうなトリプレーテにわずか「1」及ばなかった2位の数値を算出。舞台替わりで変わる可能性を秘めている。
激走馬に挙がった要因は「馬体重あり馬格上位」と「前走頭数から期待大」の2点。レイチェル・キング騎手への乗り替わりに加え、仕上指数も高い数値をマークしている。
★中京11R・3歳未勝利の馬トク激走馬=マジックローズ
初戦は今年2月の未勝利戦。スローペースの前残りになる展開で、スタートが決まらず経験馬相手の9着に終わり、6か月の休養で立て直してきた。
母エンジェルフェイスが送り出した3頭目で、兄ロードレゼルは青葉賞2着、姉クランフォードは4勝を挙げる活躍。父が替わっても優秀な産駒を出す母系の底力は侮れない。
今回は「末脚性能が上位」と「上位騎手騎乗」の2点が激走馬にピックアップされた要因。わずか1戦で評価された末脚を武器にブリンカー初装着で変わる余地は十分ありそう。