◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 井上尚弥―ムロジョン・アフマダリエフ(9月14日、IGアリーナ)
大橋ジムの大橋秀行会長(60)が15日、自身のインスタグラムで、スーパーバンタム級の世界4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=のスパーリングの様子を公開した。
尚弥はWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=との世界戦1か月前となる14日に、横浜市の大橋ジムで、元WBA&IBF世界同級統一王者マーロン・タパレス(33)=フィリピン=と6ラウンドのスパーリングを実施。
いいスパーリングが出来ています」と伝えた。同会長は12日にもタパレスと6回の実戦練習を行ったことを報告しており、「素晴らしい内容でした」と伝えている。
尚弥はアフマダリエフ戦に向けて、かつて4団体王座統一戦を戦ったタパレスを招へい。これまで実戦練習を重ねてきたほか、自身13年ぶりとなる、名門・帝拳ジムへの出稽古を敢行。7日には日本バンタム級王者・増田陸(帝拳)と5ラウンドのスパーを実施。大橋会長は「緊張感のある練習が出来ました」と投稿していた。
尚弥―アフマダリエフ戦のチケットはすでに完売したという。試合はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で無料生配信される。
戦績は井上が30戦全勝(27KO)、アフマダリエフが14勝(11KO)1敗。