◆第104回ジャックルマロワ賞・仏G1(8月17日・ドーヴィル競馬場、直線芝1600メートル)
JRA海外馬券発売対象レースで、日本からはアスコリピチェーノ(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)とゴートゥファースト(牡5歳、栗東・新谷功一厩舎、父ルーラーシップ)が出走するジャックルマロワ賞で有力視されていた英国馬ロザリオン(牡4歳、リチャード・ハノン厩舎、父ブルーポイント)が回避することになった。管理するリチャード・ハノン調教師が公式ホームページで発表し、レーシングポストの電子版などが報じている。
ロザリオンは今週の調教中に脚を打撲。ハノン調教師は「対処はしましたが、完全には満足していないため、数日の猶予を与えたいと思っています」と、大事をとったことを説明した。また、シティーオブヨークS・英G1(8月23日、ヨーク競馬場・芝7ハロン)に回ることも発表した。
ロザリオンは2歳時にジャンリュックラガルデール賞・仏G1を勝利。翌24年に愛2000ギニー、セントジェームズパレスSとマイルG1を2勝した。昨年7月の次戦サセックスSは呼吸器の感染症で見送ったが、今年5月に復帰してからはG1で3、2、2着と好走していた。