8月16日の新潟5R・2歳新馬(牝馬限定、芝1400メートル=15頭立て)は、2番人気のベレーバスク(牝2歳、美浦・清水英克厩舎、父ベンバトル)が好位から危なげのないレース運びで完勝した。勝ち時計は1分21秒7(良)。

 好位3番手を立ち回るセンスの良さを見せると、直線では残り1ハロンで逃げたミティリーニをあっさりとパス。最後は3馬身差をつけて完勝した。石神深道騎手は「調教に乗っていい馬だと思っていた。コントロールもいいし、スピードがあって勝負になると思っていた。レースでも乗り難しくなくて、いい勝ち方。距離は若干延びても問題なさそう」と追い切りで得た好感触が実戦に結びついた。

 父は18年のドバイターフなどG1を3勝した新種牡馬のベンバトル。産駒はここまでJRAで2着6回と惜しい競馬が続いていたが、うれしい初白星となった。

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