★新潟2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ミンナデガンバル

 初戦が中山で13着に敗れたマクフィ産駒。3か月の休養を挟んだ2戦目も東京で12着と惨敗を喫したが、3戦目の前走でレースぶりが良化しつつある。

 その前走は出遅れながら徐々にポジションを上げて中団を追走。以前はそこから脚が使えなかったが、上がり3ハロン3位の末脚で4着に食い込んでみせた。

 今回は「上位騎手騎乗」と「期待値高い偶数馬番」が激走馬の要因。バイタルジョッキーに選ばれている今村聖奈騎手への乗り替わりがプラスに働く。

★札幌7R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=クリールスル

 5戦目の2走前に初勝利を挙げたように、ようやくきっかけをつかんだサトノクラウン産駒。昇級初戦の前走でも3着に食い込むなど充実ぶりを示している。

 その前走は道中の位置取りが悪くなり、直線も進路を探しながらの展開にもかかわらず、0秒1差まで詰めてきた内容。位置取り一つで勝ち上がっても驚けない内容だった。

 激走馬に挙がった要因は「能力指数が上位」と「前走頭数から期待大」の2点。前走時の能力指数が出走メンバーで最も高い数値を算出している点も頭に入れておきたい。

★中京12R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=アウクソー

 福島の芝6ハロンで5馬身差の圧勝デビューを飾ったが、その後は結果が伴わなかったため、ダートに起用されたり、距離を延ばすなど試行錯誤を続けてきた。

 ようやく2走前からレースぶりが安定。

芝の6ハロン戦にこだわって積極策に出ると、直近2戦は勝ち馬から0秒1差以内の首位争いを演じるまでに生まれ変わった。

 今回は「好枠引き期待大」と「ペースメーク力が高い」の2点が激走馬にピックアップされた要因。仕上指数を筆頭に他の指数も軒並み高い数値を算出している。

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