◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 35」(16日、有明アリーナ)観衆4558
新日本プロレスは16日、有明アリーナで「G1 CLIMAX 35」決勝トーナメント(T)を行った。
今年のG1は、7・19札幌で開幕し10選手がA・Bの2つのブロックに分かれてリーグ戦を展開。
14日の後楽園ホール大会では決勝T進出者決定戦2試合が行われ、Aブロック2位のデビッド・フィンレーとBブロック3位のKONOSUKE TAKESHITAが対戦しTAKESHITAが勝利しザックとの対戦が決定した。
Bブロック2位の海野翔大とAブロック3位の辻陽太は辻が海野を沈め決勝TでEVILと激突することが決まった。
迎えた有明大会での決勝TでEVILが辻をScorpion Deathlockからのレフェリーストップで破り10年連続10回目の出場で初のファイナル進出を決めた。
メインイベントのザックとTAKESHITAは、両者共に持てる技のすべてを出し尽くす激闘となったがTAKESHITAが24分46秒 レイジングファイヤーで勝利し初の優勝戦進出を決めた。試合後、EVILが登場し視殺戦。TAKESHITAはマイクを持ち観衆へ「オレを見とけ。面白くしてやるからよ」と宣言した。TAKESHITAはバックステージには現れず無言で有明を去った。
優勝決定戦は8・17有明アリーナ。勝てば共に初優勝となるEVILとTAKESHITAが今年の最強戦士を争う。
◆「G1」公式リーグ戦と決勝T進出決定戦までの結果は以下の通り。
【Aブロック】
1位・EVIL(6勝3敗・勝ち点12)
2位・デビッド・フィンレー(5勝4敗・勝ち点10)
3位・辻陽太(5勝4敗・勝ち点10)
ボルチン・オレッグ(5勝4敗・勝ち点10)
上村優也(5勝4敗・勝ち点10)
SANADA(4勝5敗・勝ち点8)
棚橋弘至(4勝5敗・勝ち点8)
大岩陵平(4勝5敗・勝ち点8)
カラム・ニューマン(4勝5敗・勝ち点8)
タイチ(3勝6敗・勝ち点6)
【Bブロック】
1位・ザック・セイバーJr.(7勝2敗・勝ち点14)
2位・海野翔太(6勝3敗・勝ち点12)
3位・KONOSUKE TAKESHITA(5勝4敗・勝ち点10)
鷹木信悟(5勝4敗・勝ち点10)
成田蓮(5勝4敗・勝ち点10)
グレート―O―カーン(4勝5敗・勝ち点8)
エル・ファンタズモ(4勝5敗・勝ち点8)
ドリラ・モロニー(4勝5敗・勝ち点8)
YOSHI―HASHI(4勝5敗・勝ち点8)
ゲイブ・キッド(9敗・勝ち点0)※ケガで途中欠場
※勝ち点が同点の場合は、当該選手同士の勝敗で上位を決定。
【決勝T進出決定戦(8・14後楽園)】
○B3位・KONOSUKE TAKESHITA(17分12秒 レイジングファイヤー→片エビ固め)A2位・デビッド・フィンレー●
○A3位・辻陽太(28分18秒 ジーンブラスター→片エビ固め)B2位・海野翔太●
◆8・16有明全成績
▼第0試合 20分1本勝負
松本達哉、タイガーマスク、○真壁刀義(9分48秒 逆エビ固め)ゼイン・ジェイ●、安田優虎、嘉藤匠馬
▼第1試合 20分1本勝負
○田口隆祐、エル・デスペラード、YOSHI―HASHI、上村優也、海野翔太(8分54秒 横入り式エビ固め)マスター・ワト●、YOH、矢野通、小島聡、タイチ
▼第2試合 20分1本勝負
高橋裕二郎、○ドン・ファレ(4分28秒 エルボードロップ→片エビ固め)本間朋晃●、ボルチン・オレッグ
▼第3試合 20分1本勝負
ジェイコブ・オースティン・ヤング、○カラム・ニューマン、グレート―O―カーン(9分34秒 ファイヤーボルト→片エビ固め)村島克哉●、エル・ファンタズモ、棚橋弘至
▼第4試合 30分1本勝負
永井大貴、○鷹木信悟(6分34秒 WARスペシャル)外道●、デビッド・フィンレー
▼第5試合 30分1本勝負
金丸義信、○SANADA(6分25秒 体固め)石森太二、ドリラ・モロニー●
▼第6試合 30分1本勝負
DOUKI、SHO、○成田蓮(8分30秒 クロス式ヒザ十字固め)ハートリー・ジャクソン●、藤田晃生、大岩陵平
▼第7試合 『G1 CLIMAX 35』準決勝戦 時間無制限1本勝負
○Aブロック1位・“キング・オブ・ダークネス”EVIL(18分01秒 レフェリーストップ)Aブロック3位・辻陽太●
▼第8試合 同時間無制限1本勝負
○Bブロック3位・KONOSUKE TAKESHITA(24分46秒 レイジングファイヤー→片エビ固め)Bブロック1位・ザック・セイバーJr.●