◆明治安田J1リーグ ▽第26節 町田3―0C大阪(16日・Gスタ)
町田はホームでC大阪と対戦し、3―0で勝利した。クラブ新記録のリーグ戦7連勝を達成し、公式戦の連勝記録も10になった。
町田は4試合連続クリーンシート(無失点試合)に大きく貢献していたDF菊池流帆がベンチ外。代わりにDFドレシェビッチが先発になった。前節の神戸戦(2〇0)で、今季初めてリーグ戦でボランチで先発したDF中山雄太は、この試合もボランチで先発した。
町田は序盤から得点チャンスを作る。前半8分にFW相馬勇紀のクロスからDF望月ヘンリー海輝が決めたヘッド弾はオフサイドになったが、同22分に先制点を決めた。相馬の左クロスから相手がはじいた球をFWナサンホが右足でシュート。ボールはネットの中に吸い込まれ、先に主導権を握った。
勢いは止まらない。同42分にはDF林幸多郎がDF昌子源の縦パスから反転し、左足でシュート。オフサイド判定が一度下されたが、VAR判定の結果ゴールに変わった。GK谷晃生の好セーブも随所に光り、前半を2―0で終えた。
後半、韓国代表のストライカーが得点を奪い、さらに突き放す。
後半37分には12日にG大阪から加入したイスラエル代表MFネタラビが途中出場。そのままスコアは動くことなく、町田の快勝で終わった。
黒田剛監督は14日の練習後に「6連勝によって我々が首位になったわけではない。トップとの勝ち点差4点はすぐに追い越せるようなものでもない。4は近いようで遠いという感覚でいてもらわないと、ダメだなと思っている。目の前の一戦にいい準備をしたい」と連勝が続くチームについて話していた。