TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は17日、第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)に出場中の広陵(広島)が10日に今大会の出場を辞退したことを報じた。

 広陵を巡ってはSNS上で暴力事案が判明。

5日には日本高野連が3月に厳重注意とした事案があったことを発表し、6日には学校も野球部員の暴力行為を公表した。さらには別の事案で元部員が被害を訴えていることも判明し、同校では元部員の保護者からの要望を受け、第三者委員会を設置して調査を進めている。

 会見で堀正和校長は辞退の決断に至った理由の一つに「本校の生徒が登下校で誹謗中傷を受けたり、追いかけられたり、寮爆破予告があったり、そういったようなこともSNS上で騒がれている。校長として、生徒、教職員、地域の方々の人命を守ることは最優先することだということを踏まえ、先に述べたことと合わせて、辞退に踏み切ることを決定しました」と述べた。

 司会の膳場貴子アナウンサーは今回の問題に「現在調査が行われているということなのですが、被害を受けた生徒の救済はどうなるのか?などの課題も残るかと思います」と指摘していた。

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