先月コンビを解散した元「令和喜多みな実」(旧コンビ名「プリマ旦那」)のピン芸人・河野良祐が、17日放送のカンテレ「マルコポロリ!」(日曜・後1時59分=TVer、カンテレドーガで配信中)に出演。番組内で改名を発表した。

 スタジオにはコンビを解散した芸人たちが集合。河野は「やっぱりコンビを組みたくて。例えば元和牛の水田(信二)さんとか、元プラス・マイナスの兼光(タカシ)さんとか。尼神インターも同期なので」と具体名を挙げつつ、漫才師として再びステージに立つ希望を口にした。

 ただ現在はピン芸人。悩みはタレントとしての名前だという。「コンビ名がなくなったので『河野良祐』っていうこの漢字4文字。これが“誰やねん”というか引きが全くなくて…。それこそヒロユキMc―IIさん(元「GAG」)とか石井ブレンドさん(元「コマンダンテ」)とか、やっぱり(引きの強い)ピンの芸名はつけたほうがいいのかなって思ってます。自分でつけるのはこっぱずかしいというか、決まり切らなくて」とMCの東野幸治ら“お兄さん方”に相談した。

 メッセンジャー・あいはらは「河野はオーソドックスなことを結構レベル高くやれるじゃないですか。だから『河野普通オブザイヤー』ってどうですか?」と提案。

スタジオは大爆笑に包まれたが、河野は「良くないでしょ!」。すると東野が「もしくは『河野オブザイヤー』でええんちゃうか。『普通』はちょっと邪魔やから」とブラッシュアップした。

 河野本人は「河野の中の河野ってことですか? 河野オブザイヤー…。河野(太郎)大臣とかもおったのに?」と困惑。東野に「オブザイヤーはどう?」と振られても自分のこととは思えないまま番組は終了。しかし、そのまま“番組ノリ”だけで終わることなく、河野は放送終了後に自らSNSで「コウノ・オブ・ザ・イヤー」への改名を正式発表した。中点を含めて12文字のラテ欄泣かせな芸名で再出発を図ることになった。

編集部おすすめ