◆伊賀S(3歳上3勝クラス、8月23日、中京競馬場・ダート1400メートル)=8月22日、栗東トレセン
ナイトアクアリウム(牡5歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ロードカナロア)が夏至S12着から巻き返す。レース前日は角馬場でのハッキングをこなした後、ゲートの駐立を確認。
前走は縦長の隊列になったぶん最後に集中を欠いたのか、いつもの伸びが見られなかった。「前走は競馬に行って少し気持ちが入っていなかった感じ。不可解な負け方でした」とトレーナーも敗因をつかみかねているが、レース後は間隔を空けてリフレッシュ。体調は良好だ。
現級では6戦で2着1回、3着3回と実績上位。勝ち鞍はないが、中京1400メートルでは1勝クラスと3走前の中京スポーツ杯で3着に好走している。「春先はきついペースのなか目を見張る脚を使っていたし、なにせ左回りがいい馬ですからね。力がある馬ですし、立て直した効果で改めて、というところですね」と指揮官は力を込めた。