ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)に初出場の本田正重騎手(37)=船橋競馬所属=が8月24日、札幌1R・2歳未勝利(ダート1700メートル=14頭立て)で7番人気のマーゴットサンズ(牡、美浦・伊坂重信厩舎、父ミスチヴィアスアレックス)で1着となり、JRA初勝利を挙げた。勝ち時計は1分47秒1(良)。
好スタートから好位のインで先団直後につけ、折り合いもスムーズ。3角から抜群の手応えのまま先頭に並びかけると、直線は後続を突き放し、6馬身差をつけ完勝した。本田正重騎手は「スタートが良かったし、出たなりで自信を持って乗りました。砂をかぶってもひるむことなく、終始手応えが良かった」とパートナーをたたえた。
2009年7月12日の福島8RでJRA初騎乗(シュガータウン=11着)から35度目の騎乗で待望のJRA初勝利。「目標でもあったし、昨日どこかで勝ちたかったけどいい結果が出せず、今日の1Rで勝ててうれしいです」と晴れやかな表情。
23日のWASJ第1、2戦では14、4着で13ポイントを獲得し、8位につけている。「満足はしていないし、いい結果が出せるように頑張りたい」と、第3、4戦に向けて気持ちを引き締めた。