◇自動車レース▽スーパーGT第5戦「SUZUKA・GT300kmRACE」 第2日(24日、三重・鈴鹿サーキット=1周5・807キロ)

 GTアソシエーション(GTA)の坂東正明代表が24日、鈴鹿サーキットで定例会見を開き、猛暑対策に真剣に取り組むことを明らかにした。

 来季のレースカレンダーはすでにJAF(日本自動車連盟)に提出猛暑が予想される8月上旬の富士、下旬の鈴鹿はすでに組み込まれている。

「お客さんファースト」を掲げるGTAにとって炎天下を乗り切るかが最大のテーマだ。

 「来季のスケジュールをシャッフルするかどうかを含め、この鈴鹿が終わってから真剣に考えていく。お客さんにとっていいものを提供する。それがどういうシチュエーションになるのかをね」と坂東代表。薄暮レースやナイトレースの開催案も出ているが、「別に気温が下がる訳でもない」という意見もあり、集客なども問題も考慮に入れながら関係各所と議論を積み重ねていく。

 また来年の富士でのスプリントレースに関してはチーム側か今年のタイムスケジュールの組み方に異論が出て、坂東代表は「1日が長い。反省しなくてはいけない」と変更の余地があることを示唆。レース方式は「GT500とGT300の混走がスーパーGTである」という認識から、来季は土日の2レースとも混走で行われる予定だ。

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