8月24日の新潟5R・2歳新馬(芝2000メートル=14頭立て)は、11番人気のコスモエルヴァル(牡2歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダノンバラード)が、最後の直線で差し切り勝ち。デビュー6年目の鞍上の原優介騎手=美浦・青木孝文厩舎=は、新潟4Rから連勝でJRA通算100勝を決めた。
五分のスタートから控えて中団に構えた。道中はやや首を上げるなど若さを見せていたが、何とか折り合いをつけると、最後の直線では大外からパワフルに末脚を伸ばし、先に抜け出したカンティーナ(大野拓弥騎手)を捕らえ、半馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。メモリアルVとなった原優介騎手は「返し馬に乗った感じより切れ味がありました。厩舎、牧場がしっかり仕上げてくれました。課題をクリアできれば楽しみな馬です」と笑顔。