J1の京都は4日、京都・城陽市内のグラウンドで約1時間練習を行った。チームは現在10試合を残して首位。
30度に迫る気温の中で練習を終えた後にピッチの中央付近に福田が立ち、選手やチョウ貴裁監督、スタッフ陣が集結した。DFパトリックウィリアムとDF宮本優太の発案で花道が作られると、通りきった頃には水やスポーツ飲料で全身水浸し。「日頃の恨みとか言って…(笑)。いろいろやられました」と手荒い祝福を受け「愛されてるなと思いました」と、満面の笑みで振り返った。夜は、MF佐藤響に祝ってもらう予定だ。
チームは現在、5月25日の敵地での東京V戦を最後にリーグ戦9戦連続負けなしとしている。右サイドの番人、福田は「最後負けた東京Vのアウェー後、ミーティングで『簡単なところでファウルしない』とか、『セットプレーも含めてゴール前の守備』とかをもう一度改めた。その中でこの9試合、全員が実直にやっているのがそのまま結果とかについてきていると思う。よりやるべきことが研ぎ澄まされた感じがある」。1試合単位の平均スプリント回数、チーム得点数などリーグトップの項目だけでなく、引き締め、洗練されている守備も3試合連続無失点試合という結果に表れている。9月には広島、町田など上位チームとの対戦も含めた4試合を戦う。