◆SOMPO・WEリーグ第5節 INAC神戸5―0C大阪ヤンマー(6日・ノエビアスタジアム神戸)
INAC神戸が、C大阪ヤンマーとの「関西ダービー」で5得点と大勝した。リーグ戦の通算対戦成績は4勝1敗に。
新加入のストライカーが結果で応えた。前半29分、エリア内でMF成宮唯(30)からパスを受けた吉田は、左足でゴール右へ。開幕戦以来の得点に拳を握ると、後半10分にも追加点。「このチームに来て、得点のチャンスが増えた。決められてよかった」と安ど。過去、シーズン5得点が最多だが、ちふれ埼玉から移籍後5試合3得点で、得点ランキング2位タイに食い込んだ。
チームは3連勝で、勝ち点12となり首位に立った。宮本ともみ監督(46)は「プライドをかけて、関西の強豪を示す上ではみんなしっかり戦ってくれた」と選手をたたえた。「チームの雰囲気は最高にいい。大切にしていきたい」と吉田。得点量産で優勝への立役者となる。