◆SOMPO・WEリーグ第5節 INAC神戸5―0C大阪ヤンマー(6日・ノエビアスタジアム神戸)

 INAC神戸が、C大阪ヤンマーとの「関西ダービー」で5得点と大勝した。リーグ戦の通算対戦成績は4勝1敗に。

2ゴールで勝利に貢献したFW吉田莉胡(23)は「目標の2ケタ得点を目指す上で、複数得点は良かった」と自信を深めた。

 新加入のストライカーが結果で応えた。前半29分、エリア内でMF成宮唯(30)からパスを受けた吉田は、左足でゴール右へ。開幕戦以来の得点に拳を握ると、後半10分にも追加点。「このチームに来て、得点のチャンスが増えた。決められてよかった」と安ど。過去、シーズン5得点が最多だが、ちふれ埼玉から移籍後5試合3得点で、得点ランキング2位タイに食い込んだ。

 チームは3連勝で、勝ち点12となり首位に立った。宮本ともみ監督(46)は「プライドをかけて、関西の強豪を示す上ではみんなしっかり戦ってくれた」と選手をたたえた。「チームの雰囲気は最高にいい。大切にしていきたい」と吉田。得点量産で優勝への立役者となる。

(森脇 瑠香)

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