◇国際親善試合 メキシコ代表0―0日本代表(6日・米カリフォルニア州オークランド)
【オークランド(米カリフォルニア州)6日=金川誉】日本代表が、約2年ぶりとなるアジア勢以外との対戦となったメキシコ代表との試合を0―0で引き分けた。
左シャドー(攻撃的MFの一角)で先発したMF南野は、0―0の後半8分に右サイドからのMF久保のクロスを、右足でダイレクトでボレーシュートを放ったが、ボールはバーを大きく越えてしまった。
南野の決定機以外も、立ち上がりからチャンスを作りながら生かせずにスコアレスドローに終わり「こういう試合を勝って終えることが出来れば、僕たちにとってはもっと自信になったし、それを出来るチャンスがあった中で決めきれなかったのが、すごく悔しいです」と振り返った。
それでも、FIFAランクで上回る相手に対して主導権を握る場面も多く、一定の成果は手にした試合。「僕たちがやりたいことを出来た手応えとかは前半からすごく感じましたし、攻撃でいい形での連係というのもいくつか出せた。だからこそ、それを最後、ゴールを奪えるように今後に向けて質を高めていけたら」と強調。10日の米国戦へ「いい対戦相手ですし、W杯を意識した中で僕たちにとって非常に重要な試合になる」と気を引き締めた。