◆明治安田生命J3リーグ 第26節 金沢2―1FC大阪(7日、金沢ゴーゴーカレースタジアム)

 4位のFC大阪は、1―2でツエーゲン金沢に敗れた。2連敗で、4戦勝ちなしとなった。

序盤は早いパス回しからチャンスを作ったが、決めることが出来ず、前半21分にはFKからこぼれ球を押し込まれて先制を許すと、同36分には味方DFが交錯して転倒。フリーになった相手FWに追加点を許した。後半19分にはCKの流れからMF久保吏久斗(28)が1点を挙げたが追いつくことは出来なかった。暫定的に指揮を執る藪田光教監督(49)は「金沢の特長である攻撃を警戒したが、いい時間で得点を取れなかった。セットプレーで失点してプランが崩れてしまった」と振り返った。

 FC大阪は4位と好位置に付けているが、後半戦の戦いを判断し、8月31日付けで大嶽直人監督(56)との契約を解除。藪田ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ることになった。藪田監督は「ハーフタイムから選手を交代し、リスクを背負いながら最後まで戦ってくれた。選手たちには感謝しています」と話した。(中田 康博)

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