◆YBCルヴァン杯準々決勝第2戦 川崎―浦和(7日・U等々力)
第1戦(3日)は1―1のドロー。この日の第2戦は90分を終え、2―2で試合は延長戦に突入した。
前半15分、川崎はMF脇坂が浦和DFボザに倒され、PKを獲得。これを18分にFWエリソンが左足で決めて先制した。
後半26分には、公式戦4戦5発と好調のFW伊藤が相手に倒され、ゴール前でFKを得る。脇坂が右足で直接狙うも、これはゴール左のポストにはじかれた。
対する浦和は後半27分に新加入FWキーセテリンを投入。すると、2分後の29分に右サイドからMF金子が左足でクロスを上げると、キーセテリンが右足で合わせ、デビュー戦で同点ゴール。元スウェーデン代表が早速、実力を示した。
1―1で迎えた後半43分、川崎の絶好調男・伊藤が観客を沸かせた。中央でボールを受けると、右足を振り抜き、ゴール右上へ突き刺す公式戦5戦連続ゴールで勝ち越した。
浦和は45分、後半から出場のMF中島が直接FKをゴール右隅に決め、試合を振り出しに戻した。