柏が５年ぶりのルヴァン杯４強進出　ロドリゲス監督はとどめの１点を称賛「最後までゴールを目指してくれた」
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◆ルヴァン杯　▽準々決勝第２戦　柏１―０横浜ＦＭ【２戦合計５―１】（７日・三協Ｆ柏）

　柏はホームで横浜ＦＭと対戦し、１―０で勝利した。２戦合計で５―１となり、準優勝した２０２０年以来５年ぶりの４強進出となった。

序盤から積極的に前に仕掛ける横浜に苦戦するが、要所を抑えて得点を与えず。準決勝進出が濃厚の雰囲気の中、後半アディショナルタイムにＭＦ戸嶋祥郎がＦＷ小見洋太の右クロスを右足で沈めて突き放した。

　リカルド・ロドリゲス監督が試合後の会見で「マリノスさんが今日の試合に向けて複数のゴール、そして逆転勝利を目指してくるのは分かっていた。それ故に難しい試合になることを予想していましたし、その通りになった」と振り返るように、３点を追いかける相手に前半は主導権を握られる時間が長かった。しかし、最後まで３点のアドバンテージを失うことなく、とどめの１点も決めて強さを示した。

　リーグ戦の主力が勢ぞろいの先発を組み、“後半９０分”も勝利を目指した指揮官は「前半と後半の９０分、両方とも勝った上で、上がりたいと思っていた。緊張感を持って集中して守備が出来た試合だった」と振り返った。その上で、「試合終盤、残り時間が短くなればなるほど、勝ち上がることはほぼほぼ決定付いていた。カウンターアタックも狙っていこうというメッセージは選手には伝えていた。最後までゴールを目指してくれたことをとても評価しています」と、とどめの１点を狙った選手の姿勢を称賛した。

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