◆YBCルヴァン杯準々決勝第2戦 川崎3―2(2戦合計4―3)浦和(7日・U等々力)

  2―2で迎えた延長前半4分、FW伊藤達哉(28)が鋭い仕掛けから、相手のファウルを誘いPKを獲得した。これを同6分にFW宮城天(24)が決め、勝ち越した。

川崎が2戦合計4―3で、2年連続4強入りを果たした。

 伊藤は後半43分にも右足ミドルをゴール右上に突き刺し、公式戦5戦連続ゴールを記録。試合後は「最近は連続して点を取れている。攻撃の選手の価値は何点ゴール、何点アシストするか(が大事)なので、これからもこだわりを持ってやりたい」とうなずいた。

 好調の要因については「いろんなことの積み重ねで、今すごく自信がある」とし、3点目につながったPK奪取の場面についても「ああいうところで冷静でいられるのは大きい。焦りもなく、チームの中で自分の地位が確立されているという実感もある。最後のところで焦って打たずに落ち着いてやれている」と分析した。

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